剣道の歴史
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剣道は日本古来より伝わる「剣術」を競技化した武道です。
1920年、大日本武徳会( だいにほんぶとくかい、1895-1946、日本の武道の振興、教育を目的する財団法人)は、それまでの「剣術」を、学校の体育教育に採用できるよう「剣道」と改めました。

終戦直後の武道禁止令や武徳会の解散などを経て、現在では中高生男子の体育の授業に組まれるほど普及した武道のひとつとなっており、1970年には国際剣道連盟(International Kendo Federation, IKF) が組織され、以来3年ごとに世界剣道選手権大会(2003年時加盟国数:44)が開催されています。

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主なルールと試合形式

一般的な試合の形式は、1辺が9mもしくは11mの正方形もしくは長方形の中で、1対1で行われます。
決められた打突部位(小手、面、胴、突き《一部使用に年齢制限などあり》)を打ち、有効打を2本先取することで勝負とします。この有効打は、「充実した気勢、適正な姿勢を持って、竹刀の打突部(弦の反対側の物打ちを中心とした刃部)で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの」を指し、これを「一本」と呼びます。

その他、「場外に出る」「竹刀を落とす」などの「反則」や、
「一本取得後の勝利宣言や表現(いわゆるガッツポーズ)は、『一本取消し』」なるといった武道独特の考えに基づくユニークなルールなども存在します(「ガッツポーズ禁止」に関しては、剣道以外にも弓道や相撲でも見受けられます)。

([剣道の歴史]、[主なルールと試合形式] 出典元 フリー百科事典:ウィキペディア

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剣道とは - 全日本剣道連盟について

『剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である』
これは全日本剣道連盟の剣道理念という文章です。短く簡潔にまとめられている中に、剣道を通し多くの人にとって豊かな人生にしようという思いが込められています。

財団法人全日本剣道連盟は、現在の日本の剣道のほぼ全体を統括する団体です。
文部科学省スポーツ青少年局競技スポーツ課所管の財団法人であり、全国47都道府県剣道連盟を加盟団体として構成されています。

このページで取り上げられている剣道の歴史やルールに関して興味を持たれた方は、是非、全日本剣道連盟のサイトもご覧下さい。

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